なまくら茶屋(仮)

なまくら茶屋日記

雅を解したい女子のおでかけ見聞録

ねんどろいど燭台切光忠のハゲを修復した話

”ちょっと髪を整えてくるね”…というわけで、
ねんどろいど燭台切光忠(以下、ねん燭)の髪の毛部分のハゲ傷を自分で補修した記録をつづります。

さて、お世話係である私の至らなさにより、うちのねん燭くんの前髪に少しばかり傷ができてしまったんですね…しばらく前からの密かな悩みでした。

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これは深い傷ではなく、表面の塗装がわずかに擦れた状態です。
目で見た感じはそんなに目立たないんだけど、写真に撮ってアップにしたり明るくしたりなんかすると、前髪ど正面エリアということもあってどうにも気のせいとは言えないごまかしきれないものがあり…
このままの姿で写真に収め続けていくのに躊躇がありました。

いつもカッコよくきめたいねん燭くんに申し訳ない…!
ごめんなさいの気持ちを込めて修復を試みることにしました。

修復の方法はねんどろいどシリーズを販売しているメーカーの中の方が書かれている、こちらの記事を主に参考にさせていただきました。

ameblo.jp

必要なものを用意する

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エナメル塗料各色、エナメル溶剤、仕上げのつや消しスプレー、細い筆、お皿…
初めて手にするものばかりだったんですが、模型ショップとアマゾン通販で購入しました。費用は2000円弱。

ちなみにコロナによる外出自粛を背景に、フィギュアやらプラモデルというインドア趣味の需要が高まっているとかいないとかで、仕上げのつや消しスプレーが品薄でした。

色を作って塗る

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前髪のパーツだけ取り外して作業を始めます。
ねん燭の髪の色は…青味がかった黒のような、限りなく黒に近い紺のような色ですね。
この色を作るにはどうしたらいいのか、ちゃんと作れるのかがまず心配でした。

たぶん青に黒を混ぜていけばいいと思うけど、濃すぎたときのために?白と、青の補色のオレンジの塗料も買っておきました。
しかし結局、青と黒のみ使いました。

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エナメル塗料は揮発性の有機溶剤なので作業中は換気に注意です。

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それっぽい色ができたら目立たないところに試し塗りし(エナメル溶剤で拭き取れる)、これかなっという色ができたところで件の箇所に向かいます。
なんかこう、うまいこと髪の毛の筋っぽくみえないかなーと…なじみそうな感じで塗りました。
塗料を塗った部分はやはり光沢があるというか塗った感が目立つわけで。
そこを、つや消しスプレーを吹いて周りのマットな質感となじませるというんです…

つや消しスプレー塗布

最後につや消しのスプレーを吹くんですけど、特に手先が器用でもないド素人初心者の私はこれもまた一つの難関だと身構えました。
失敗したくないので…わたし失敗したくないので!、一応吹き加減を練習してみたり、吹き方の動画を見て予習して臨みました。

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これはもう乾きかけですが、一面に濡れるくらい塗布します。

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いい感じにつや消しに仕上がりました♪

 

つや消しスプレーはGSIクレオス Mr.トップコート 水性プレミアムトップコート つや消しというものを使用。
(参考)YouTubeにあった吹き方動画

www.youtube.com

できあがり

\じゃーん!かっこよくキマッたよ!/

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完成です!修復成功です!…なんか、できてしまいました。
もうハゲ目立たない( ;∀;)
思いのほかうまくできあがったので、安堵するとともにまじまじ眺めて満足してしまいました。

 

ビフォー→アフター

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しかし、反省もしておかなければいけません。
今回の前髪キズは、とある移動に際してプラスチックケースに入れたねん燭をさらに段ボールに入れた梱包で安易に業者に託してしまったのがいけませんでした。
想像以上に振動が加わり擦り傷ができてしまったのです…キズを見つけた時のショックたるや(>_<)
ねんどろオーナーとして日が浅いとはいえ配慮が足りませんでした。

自分の手で運ぶべきだった、せめて布や緩衝材にくるんでいたら、と悔やまれます。
自ら補修してさらに愛着がわいたともいえますが、今後のねん燭の保管・移動時には十分気を付けたいと思います(涙)