なまくら茶屋(仮)

なまくら茶屋日記

雅を解したい女子のおでかけ見聞録

永青文庫所蔵 古文書セミナー

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永青文庫が所蔵する歴史資料の中から
テーマに沿った古文書を取り上げ、最新の研究を紹介する―

そんな「永青文庫所蔵古文書セミナー」の開催を知り、
事前申し込みをし、参加してみました。

本年度行われる3回の日程のうち、
一番刀剣とかに内容が近そうだなと思い、
6月1日開催の「細川家歴代当主の甲冑と明治維新
というテーマの回を選びました。

(会場は日本女子大の施設でしたが、
初めて行く場所でちょっと迷ってしまった。。)

お話の内容は、
先の熊本地震後に被災した歴史資料を救済する中で、
明治維新の前後に細川家の甲冑や武具がどう扱われていたかが
明らかになったというものでした。

廃藩置県後、保管場所がなくなった当主の甲冑類を
旧家臣が預り、守ったんだそうです。

やっぱりその時代、主君の家臣であることが
すごいアイデンティティだったみたいですね…

教科書には載っていない最新の歴史研究を
垣間見れて興味深かったです。

ちなみに永青文庫が所蔵する約5万8千点の
熊本藩・細川家関連の資料というのは、
質・量ともにトップクラスだそうです。

時代を超えて守られてきた膨大な史料があるために
さまざまな研究も可能になっているということでした。

(…熊本城、行ってみたいな。)


永青文庫所蔵 古文書セミナー2019実施報告(6/1、於日本女子大学) - イベント | 熊本大学 永青文庫研究センター